沖縄本島へ移住して
初めて知った戦争の遺跡、
魂魄の塔
とあるきっかけで6月23日の慰霊の日に演奏させて頂きます。
戦後の焼け野原だった糸満の米須地区を、
食料確保のため米軍から土地を耕すように言われたそうです。
ところが、耕そうと思っても骨がゴロゴロと転がり、作業は難航しました。
当時、その土地での命令を受けていた人々が
まずは遺骨を集めさせてくれと懇願したところ、
米軍はそれを拒否したそうです。
しかしながら耕しても耕しても出てくる骨に、
作業は進まず仕方なく米軍も遺骨を拾うことを許可したそうです。
そして集められた骨の納骨堂が作られ、魂魄の塔として残っているのです。
戦後の沖縄で初めて住民の手で作られた慰霊の塔となり、
沖縄人も米兵も日本兵も朝鮮人も関係なく骨が集められ、
納骨堂として建てられたものが魂魄の塔となったようです。
僕はその地で「忘勿石」を歌わせてもらいます
沖縄にある戦争の傷跡一つ一つが忘勿石なんだということを歌に込めるつもりです。
そしてチャンスがあれば、新曲の「魂魄の塔」を披露できたらいいなと思います。
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